さて、前回は安定のノーチェンのつもりで改訂見てビビり、まともに頭を整理しないままダラダラとまとまりのない文章を書いてしまいました

今回は、ならばまともな文になるのかと言われればそれは保証できないのだけど、とりあえず冷静に考えた考察


死儀礼がいなくなる事に意味のあるデッキは?
BG系の弱体化が目的の今回の禁止
しかし、単純にBG系が弱体化のは誰の目にも明らかな所で、その逆に死儀礼禁止で得をするデッキは何か?というのがメタの変遷を読む上で重要なファクターの一つではないでしょうか
以下にデッキを簡単に列挙します

・親和
これは単純にお互いの1T目アクションに対して死儀礼で殴りに行けなかったメムナイトに仕事が回ってくるということです
高速ビートの最速のクロックが、同速で着地した除去コントロール気味のシステムクリーチャーに一方的に狩られてしまう。このシチュエーションが無くなるというのは大いに意味があるでしょう
同時に解禁されたナカティルにも同様の事が可能ではありますが、ジャンドの様に除去を多く積み、ハイパワーなクリーチャーで押すコントロール要素の高いデッキではなく、ナカティルが採用されるデッキはアグロなので少なくとも殴り合いに持ち込める分、メタ上のメムナイトの評価は間違いなく上がるでしょう

・SCM採用のUR系デッキ
基本的にBG系対面ではマナクリとしての側面から1テンポアップしたパワーゲームの展開はハッキリ言ってこのアーキタイプの望む所では無いので火力の対象として約束された1:1交換をする羽目になります
すると今回の禁止によって、ある程度除去の対象に幅が出ますね。そうなると中盤以降にSCMがPWへ火力を投げたり、苦花で際どくなった相手ライフを詰めたりする余裕が今の環境以上に見る事が出来るんじゃないかと予想できます。要はクリーチャーに打たない火力呪文を見る機会が増えるでしょう
或いはSCMがFBする対象が除去でない場面も増える可能性が上がります。関連して死儀礼に打つ分の火力に余裕が出来るわけですから、除去が常にハンドにあるという状況も予想できます。クロックパーミッション戦での読み合いは今以上に面白くなると思います
Zooやフェアリーの動向によりラヴァマンの価値が揺らぎそうでもありますから、デッキの微妙な変化も見応えある部分ですのでモダンプレイヤーの方はこの枠にもチェックしていきたいですね

・墓地活用
墓地活用デッキにはある程度余裕が出来たと感じる所ですが、漁る軟泥の存在の留意を疎かには出来ません
今後BG系がどの様に変化するのか。またナカティル採用のアグロもウーズを加えてくるのか。そして聖遺の打点も前環境よりは保証されていますから、GWデッキにもウーズの気配を予期しておきたいですね
しかし、インスタントタイミングで墓地を肥やせるけちコンや獣相のシャーマンの動き易さは格段に上がったと言えるでしょう
サイドボード後の別途墓地対策は仕方ないにしろ、メイン戦での力強さを発揮してくれるものだと思います
けち屈葬は勿論、ルーター+御霊もアーキタイプとして今後多く見かける様になるかもしれませんね
そして墓地活用としてメリーラ殻もまた警戒すべき相手となるでしょうか。恐らく死儀礼を失ったデッキの一つとしてパワーダウンした反面、相手の死儀礼を気にせずに積極的に頑強クリーチャーを墓地へ送れます。ただ、死儀礼もウーズも両方存在していた前環境に於いてさえその勢力は一定以上を保つポテンシャルがありましたから、こちらは自身が死儀礼を失ったパワーダウンの方が大きいかもしれませんね。今後の殻デッキの動向にも目が離せません

・ローム
メインの墓地対策が薄くなり、フェアリーの様なコントロールが増える場合、ロームが叩き出すアドバンテージは計り知れません
しかしながら、対アグロ、対コンボへの回答がモダンのカードプールに於いてはレガシーと比較すると少々難しいでしょうか
しかし、ロームデッキはモダン環境で勢力を築いた事があります。罰火を失い、死儀礼の流行により姿を消しましたが、或いは今後再び使われ始める可能性があるかもしれません
レガシーにも存在するヴェリアナとロームの暴力的アドバンテージは、この組み合わせに限ってはモダンでも可能であるという点からBG系デッキの変化先として考慮する価値はあるでしょう

・バーン
言わずもがな、クリーチャーに飛ばす火力が減りました
こちらは死儀礼を使ったタイプもありましたが、バーンに限ってはラヴァマンという互換性のあるクリーチャーが存在し得ます
環境の速度を決定付けるようなデッキですから、どこまで勢力が伸びるのかも警戒が必要でしょう

・感染
このデッキも実は親和と同様の理由によって少数勢力でした。つまりは1/1クリーチャーに主力がいるデッキなのです。ぎらつくエルフの素殴りが非常にリスキーになる環境でありながら緑を外せないデッキでした
たかたがブロッカーを排除する為にジャイグロスペルを消費するのも勿体無いですし、これまでのジャンドは除去が強烈でしたから死儀礼によってジャイグロを釣り出されて除去される最悪のパターンがありました
別の2マナ感染クロックや墨蛾、ペンデルヘイブンと1、2テンポ遅らせる必要があり、それは死儀礼を置いたジャンドの得意な土俵となっていたわけです
ぎらつくエルフが今後走りやすいメタ変遷がなされれば狩られるデッキは少なくないでしょう


こんなところでしょうか
苦花やナカティル解禁の影響も考察していきたいところですが、気力が充実した頃には既にメタが動いた後かもしれませんw
万一要望があれば早めに記事にしますが需要はあるのかな?
モダンに関しては苦花解禁で個人的にやる気が湧いてるので今以上にやり込みしてみたいですね
レガシー含め、千葉にもモダンのコミュニティが立てば飛び込みたいです

では今日はこの辺で

コメント

hayatastu
2014年2月7日12:02


ゾンビやDDBは頭おかしかったっすよね( ̄▽ ̄)

ノートン
2014年2月7日12:37

>>hayatatuさん
禁止改訂の後でも結局は新セットでまたぶっぱ可能なアーキタイプが確立のループという酷いゲームバランスですが、そんな中でもDDRブレード、ゾンビシンクロとその後の佐々木ぶっぱは黒歴史世代でしたね
ハルクフラッシュかベルチャーかスクランブルエッグしか選択の余地の無いゲームだったと思うとおぞましいことこの上無いw

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