アーキタイプとして古いというのはある
アップデートを続けるSFMやテンポデッキに対してフェアリーストンピィは何も変化が無い。せいぜい幻影の天使くらいで、この幻天が他のアーキタイプの変化のレベルに追いついてない
その上メタの変動に対しての柔軟な調整が困難。環境速度に間に合う早さで中堅クリーチャーの高速ビートをするデッキである以上、強引な調整はデッキコンセプト自体が薄まり「それフェアリーストンピィじゃないデッキでよくね?」という結論までいく可能性がある
また、青単かつ1マナを自ら縛るデッキである事で、サイドボードの弱さが目立つのも大きな欠点かと。特にコンボデッキに対してはあまりにも有効打が無い

このデッキを選択する意味を見直したい

対SnT
不利。格ゲー的に言うと2:8不利
このデッキが取れる対抗策はヴェンセールとフラスターストームが実戦レベル
青単で使えるメッダー的なカードが欲しくなる
ヴェンディも候補ではあるが、ダブシン3マナは使いにくいのがこのデッキの定め。それでもサイドに積めるスロット空きがあるなら使わないわけにはいかない
基本的に絶望のマッチング

対ジャンド
不利。3:7くらいかな
前回日記通りヴェリアナが主な元凶
テンポ相手に有効とは言えない破棄者を、それでも抜けないのは半分以上このPWのせい
AF使うデッキの宿命としてタルモが5/6になるのを覚悟しなきゃならないのも辛い。衰微で簡単に育つからね
こちらの有する生物はほぼ全て飛んでるので、ビート自体はそれほど苦にならないが、殴り合いを覆す手段があまりにも多いのが厳しい点
スマートにヴェリアナ対策出来れば呪文滑りを追加して上から殴るだけで済むはず
まぁ、それが出来れば苦労しないがね
この対面も絶望マッチング

対SFM
LgS全盛は死にたいマッチングだったものの、ネメシスに置き換わってむしろ楽になった相手
相変わらず除去が無いデッキなのでSFMでアドとられようがバター出てこようがこっちからまともに干渉出来ないのが厳しいとこ
基本的にJtMSに到達される前にビートで優位に立つのが勝利条件
不利ではないが有利でもないという感じ。とりあえず破棄者は欲しい

対パトリオット
CotV置けると楽なテンポNo.1。取れる対策は比較的多い
個人的には微有利をつけたい

対RUG
タルモでこっちの速度に追いつけるダメージレース刻んでくるのが厳しい点でCotVで単純に詰まない相手
確かにCotV置ければ楽にはなるが、殴り合いで勝てる盤面が構築できないといけない
CotVあるしと油断するとサイド後の硫黄の渦で死ねるので必ず警戒したい
このデッキが多いとメイン破棄者をやめたくなる
微不利

対BUGテンポ
CotV置ても殆ど役に立たないマッチアップ。一昔前ならメインディマイズとかだったのになぁ
墓忍びマジ怖い。タルモ怖いでクロック負けがある点でデッキコンセプト崩壊する上、死儀礼頼りのメインヴェリアナとか入ってるとマジキチ
間違いなくメインは不利
ただ、ヴェリアナ自体の枚数はそれ程でも無いのでジャンドよりかはマシ
マルドリが結構重要なゲームになる
エレンドラやテンプテーションが通ると偉い

対奇跡
全除去ケアで立ち回ってマルドリでアド稼ぎながらきっちりクロック刻んでればメイン破棄者型ならそこまで不利にはならない
何気にCotVで詰むパターンがあるデッキ
このマッチングもヴェンセールが効く
CotV→破棄者→アークメイジとプレイして剣、マルドりながらしっかりクリーチャー握るのが勝ちパターン
JtMS→エントリートが負けパターン

対デスタク
何気にサリアがキツイ。モックス殺してくるのが困る
リシャポで貴重な青マナ縛られるとなんも出来ない
基本的に先手ゲー
有利では無い

対エルフ
CotVと破棄者。これにつきる
このデッキだと十手も相手は止められない
破棄者はマナ能力止めれるからね。忘れちゃいけない
トリンケット型だと間に合わない事があり不利になる。対SnTでも速度勝負になるので基本的にトリンケット型はメタにあってない
対して大祖始間に合ったら死亡
非常に分かりやすい



とりあえず雑感としてはこんな感じかな
マーフォークと一長一短か?。ならマーフォークでいいよね〜って思う人が大半だと思う。ま、それはその人がマーフォーク使えばいい話
このメタに対する状況を改善する為にデッキをブラッシュアップするのがフェアリーストンピィ愛好家の課題でしょ
レシピコピー目当ての検索思考放棄者は諦めて別のデッキ使ってね
日々、この課題と向き合って悩み試行錯誤してこそストンピィ愛好家の仲間。こういうデッキ使っててぶつかる問題に対する考察の意見交換してくれる相手が欲しいなぁと思いつつ、今日も孤独にストンピィのレシピを調整する


コメント

しもべの一人、H
2014年2月28日1:03

核であるチャリスの三球の支配力は明らかに低下して、生物の質は明らかに向上した。そもそもこのアーキタイプが誕生したころにはPWなんて存在していなかった。
考えれば考えるほど、環境についていけてないんですよね。
ただ、それは私のTheRockも同じ。
勝ちたいなら勝てるデッキを単純にセレクトすればいいだけ。
そのデッキに真に愛を持っているなら、仰るようにそれでも最大限勝てるように調整し続けるべし。
使ってはいないため論を躱す事は残念ながら出来かねますが、応援は続けております。頑張れ!!

ノートン
2014年2月28日1:37

>>しもべさん
力強い声援ありがとうございます!とても励みになります
ストンピィのわきで結局は既存アーキタイプを使ってますが、Rockカラーのデッキは方向性や戦術の変化がつけやすく、その自由度から構築と実戦のどちらも楽しいですね。使い始めたのは最近ですが、その自由度と個性の出やすさを実感できて愛着がわく理由がよくわかります
お互い現状では厳しいアーキタイプを使ってますが、いつか研鑽し続けたものが実を結ぶ事を信じましょう。自分からも応援の言葉を送らせていただきます。頑張れ!!

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